散文 思考、印象、観察、経験から生まれた作品です。 散文 成功に終わらず(2) その後、ロシア語の詩の専門家と知り合う機会を得た。今から七年前のことだが、LINE を教えてもらったので、さっそくメッセージに該当箇所を引用… 2026年7月24日 散文 成功に終わらず(1) ソルジェニーツィンの『収容所群島』第五部十二章(邦訳版第六巻)では、ケンギル収容所で起きた反乱が戦車によって残酷に鎮圧された事件が報告されて… 2026年7月23日 散文 ヘンリー・ジェイムズの怪談 見えるはずのないものが見えたとき、その経験は人間の心理にどのような微妙な陰影を投げかけるのだろうか。夏だから、というわけではないが、私の身に… 2026年7月22日 散文 頭をクリアに 私は昭和の基準でいうと高身長だが、令和の基準でいうと高くない。そんなわけで、スタンディングのライブに行くと、令和の高身長、平成の超高身長、昭… 2026年7月21日 散文 笑い話の解説(終) 最後のポイントは、チュニジアの教育制度に関わることだが、これについては、baqarat-u-n「ある一頭の雌牛が」の -tun ほど自信を持… 2026年7月17日 散文 笑い話の解説(4) 解説のポイントは残すところあと二つ。今回が山場だ。チュニジアでは標準アラビア語と方言が話されていると以前書いたが、そのほかにも使われている言… 2026年7月16日2026年7月16日 散文 笑い話の解説(3) 笑い話を理解するための次のポイントは、標準アラビア語と方言の違いだ。もっとも、説明する私にとってさいわいなことに、笑い話に関係するのは「雌牛… 2026年7月15日2026年7月16日 散文 笑い話の解説(2) 笑い話のための解説を書くと言ったが、実のところそれすらも不可能のように思われてきた。翻訳は原理的に不可能だというが、それと同じだ。しかし、私… 2026年7月14日2026年7月16日 散文 笑い話の解説(1) 昔、子どものころ読んだジョークにこんなものがあった。 「ソビエトにおけるポルノの解禁はいつか?」 党指導部「段階的に進んでいる。すでにレーニ… 2026年7月13日2026年7月16日 散文 美魔女と地頭 美魔女というのは「年齢を重ねても美しい女性」のことで、しばらく前から使われるようになった言葉だ。 日本語には「美人」とか「美女」とかの言葉が… 2026年6月5日2026年6月6日 散文 地獄の言語学入門(15) 私たちの政治犯を驚かせるのは、その新たな看守が、別の基準にしたがってグループ分けをしていることだ。 これをA’グループとB&rs… 2026年6月2日 散文 義太夫協会フリーマーケット 義太夫協会がフリーマーケットを開催するという知らせを見たので、行ってみることにした。「義太夫節の床本など義太夫節に因んだもの、和のアイテムを… 2026年5月30日2026年5月31日 散文 地獄の言語学入門(14) ここでひとつ似たような問題に取り組もう。 日本語のタイヤとダイヤの違いだ。この二つはいったいなにが違うのだろうか? 正解した人全員に、ダイヤ… 2026年5月29日 散文 地獄の言語学入門(13) 投獄されたばかりの政治犯にとって必要なのは(二度目三度目でないかぎり)、まず獄中の人々の動きを観察することだ。すると、ただちに次のようなこと… 2026年5月28日2026年5月29日 散文 地獄の言語学入門(12) 日本語話者にとっては、ハ行はハ行だ。「ハ」も「ヒ」も「フ」も「ヘ」も「ホ」も皆、ハ行の一味だ。つまり、ローマ字で書けば、ha, hi, hu… 2026年5月27日 散文 地獄の言語学入門(11) 音声学を学んだのちは音韻論の最小キットのご紹介だ。音声学では言語の音の仕組みが問題となっていたが、音韻論では音に代わって「音素」が登場する。… 2026年5月26日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(10) さらに音声学には実利的な側面もあるのを見逃してはならない。これは獄中だけにかぎったことではないが、獄中においてもっとも利益を生ずる。 音声学… 2026年5月25日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(9) ここで、こんな疑問を投げかけてくる人もいるかもしれない。 「我々はすでに日本語を話しているのだから、いまさら音声学を学んで発音の練習をするこ… 2026年5月24日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(8) 言語学こそ獄中での学にふさわしいとの認識が打ち立てられた今、「獄中での研究に備える言語学最小キット」について明かすべきときが来た。このキット… 2026年5月23日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(7) さて、これらの三学者が退場するやいなや立ち上がったのは、音響音声学者、心理言語学者、コーパス言語学者であった。実験設備やコンピュータが不可欠… 2026年5月22日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(6) 「さて、この私は、数学者の自慢とする理性とやらにも一言言わねばならない。数学者はこの理性が普遍的であることをエラく鼻にかけているようだが、そ… 2026年5月21日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(5) 私が、刑務所で研究を続けることができるのはひとり言語学者のみだと、大胆にも宣言したとき、三人の学者が憤然として立ち上がり、抗議を始めた。 数… 2026年5月20日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(4) 刑務所の中の天文学者が星を見ようとして監獄の重苦しい天井に妨げられるとき、言語学者は自分の言語をじかに観察している。言語学者が探究すべき宇宙… 2026年5月19日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(3) 研究には、なにが必要だろうか。理系ならば、データが必要だ。そしてデータを集めるための観測機器、実験道具、データ処理のためのコンピュータもなく… 2026年5月18日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(2) そんなふうに思うようになったきっかけは、現在の日本、そして社会を取り巻く状況の変化にある。ロシアでも、アメリカでも、中国でも、今や自由の価値… 2026年5月17日2026年7月9日 散文 地獄の言語学入門(1) この世界に学び、身につけるべきことは数あれど、そのうちでも私が学んだといえるのは言語学だけだ。もっとも、専門家というほどでもないが、それでも… 2026年5月16日2026年7月9日 散文 保証人のポロシャツ 何年か前、カレン人の友人から、在留期間更新許可申請書の身元保証人を頼まれた。何度もしていることなので、拒む理由はない。待ち合わせの場所に行き… 2026年5月15日2026年7月9日 散文 和をもって このブログのどこかで書いたと思うが、ある人が論語の「四十にして迷わず」について、こう言った。 「こんなことをわざわざ言うからには、孔子は四十… 2026年5月6日2026年7月9日 散文 渋谷カート祭り 昨日は午後からずっと渋谷にいた。夜の Spotify O-nest でのライブのことは書いたが、その前に会場から歩いてすぐにあるユーロスペー… 2026年5月5日2026年7月9日 散文 ブログの入り口 このブログの最初の投稿は 2020 年 2 月 9 日で、写真 1 枚だけだった。だんだんとコロナが広がりつつあった時期だった。この月の後半… 2026年5月1日2026年7月9日
散文 笑い話の解説(4) 解説のポイントは残すところあと二つ。今回が山場だ。チュニジアでは標準アラビア語と方言が話されていると以前書いたが、そのほかにも使われている言… 2026年7月16日2026年7月16日
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