ライブ

宇宙ネコ子 × ラブリーサマーちゃん × iVy@Spotify O-nest

宇宙ネコ子 、ラブリーサマーちゃん、iVy の 3 組のライブを見るために、2 日連続で同じライブハウスに行くことになった。

ラブリーサマーちゃんによれば、これら 3 組のミュージシャンの共通点は「ドリーミー」だということだ。

音楽のジャンルのことはよくわからないが、ノイズが重要な役割を果たす音楽ということだろうと思う。もっとも、ノイズといっても、ルー・リードの危険なノイズ・アルバム『メタル・マシーン・ミュージック』とは違う。心地よく全身が浸れる、陶酔感のあるノイズだ。

最初に演奏した iVy では、シンセ(か何か)で作った騒音が演奏の山場になっていた。ラブリーサマーちゃんは一人での演奏だったが、エフェクトのかかったギターからは、気持ちのよい雑音が滲み出ていた。宇宙ネコ子のねむ子はもうノイズギターの鏡だ。

当然のことながら、この気持ちのよいノイズはライブでしか聴けない。録音でも、それに近いものはできるのかもしれないが、似て非なるものだ。かりに本気で再現しようとしても、結局『メタル・マシーン・ミュージック』になってしまうので、断念せざるをえないのだ。

だから、たくさんの人がノイズを求めて、ライブハウスに足を運ぶ。なかにはもうこれなしではダメ、という人もいるかもしれない。私もそれに近い。だが、これは危険だ。

いつの日か、死の床に横たわり、自分に繋がれた心電図モニターのピッ、ピッというリズムを聴きながら、早く「ピー」というノイズが聞きたい、とうっとりしだすかもしれないから。

散文

ただいま禁酒中!(1)

 健康診断までの1ヶ月と考えて2019年3月に始めた禁酒だが、そのまま継続して、もう1年を過ぎた。これきり酒をやめたというつもりでもないが、今のところは飲酒を再開する気にはなれない。

 どうしてかというと、怖いからだ。

 まず、禁酒をする前は、私は明らかに飲み過ぎだった。このまま依存症になるのではないか、いや、もうなりつつあるのではないか、そういう疑いを抱いていた。だから、再び飲み始めて、そんな泥沼のような状態に戻るのが怖い。

 次に、やめて3ヶ月はひどく苦しんだからだ。どんな苦しみかというと、しばしば、ひどい偏頭痛に襲われるようになった。これが起きると、もう動けない。

 これがアルコールの離脱症状かと考えたが、ネットの情報によると、頭痛は典型的な離脱症状ではないようだ。だが、こうした頭痛が何度か続くうちに、私はあることに気がついた。偏頭痛は、仕事のある日には起きないのだった。起きるとしたら土日だけ。そこでネットで調べてみると、これは「週末頭痛」というらしい。

 頭痛とは、脳の血管の拡大が原因の一つだそうだが、これは緊張の緩和によっても生じうる。だから、仕事の緊張から解放された週末に頭痛が起きやすいのだという。

 まったくの憶測にすぎないのだが、おそらく、わたしのこの「週末頭痛」は、仕事終わりの飲酒によって何らかの理由により緩和されていたのだろう。それが、酒がなくなったことで、現れるようになったのだ。ありがいことに、体が慣れてきたのか、もう頭痛に悩むようなことはない。

 だが、あの頭痛の苦しみを考えると、もう一度禁酒をやり直すのはイヤだ。そう思うと飲み始めるのが怖くなる。

写真と本文は関係ありません。