私は忘れていたのだが、Homecomings のスリーマンライブは長いのだった。去年の七月は四時間。待ち時間を入れると五時間立ちっぱなし。だが、今日は三十分ばかり短縮されていた。
ゲストバンドは iVy と DYGL の2バンド。どちらも私は二回目だ。そしてどちらも来月新しいアルバムを出すという。
Homecomings は二人体制になって初めてだ。私は入場順が遅く、右端の壁であまりステージは見えなかった。ときどき壁に寄りかかりながら、目を瞑りながら音に浸った。ふと目を開けるとステージの光が前の観客の頭の向こうに見えて、あまりに遠くにあるのに驚いた。目を閉じて聴くと距離を感じないのが不思議だ。
Homecomings の曲には独特のクセがあって、メロディの最後に一拍遅れて沈むようなメロディが来る。サビに繋がるときもあるし、曲の終わりのときもあるが、その沈んだ一節に独特の余韻がある、ということに気がついた。
MC では今後のライブの話になった。最近のAI任せの風潮に逆らって、フライヤーを手作りしたとのことだ。韓国でもライブがあるので、そのフライヤーを向こうのプロモーターに渡したら、フライヤーをAIに読ませてアニメにしてしまったそうだ。
ライブの終わりの物販では、iVy のメンバーの二人が来ていたので、Tシャツを買うついでに「一月のワンマンの抽選に応募しました」と言ったら喜んでいた。