「わたし」や英語の「I」、フランス語の「je」のような、話し手自身を指す代名詞を1人称代名詞という。
この1人称代名詞は、多くの言語ではたいていひとつだ。英語なら「わたし」は「I」しかない(格変化したものはここでは考慮に入れない)。フランス語ならいつも「je」だし、アラビア語もそうだ。
1人称代名詞が2種類ある言語もある。韓国語では、目上に人に対して使う「わたし」と、それ以外の「わたし」の2つがある。ビルマ語にもやはり2つある。
3つある言語については知らないが、たくさんある言語なら知っている。日本語だ。
よく使われるのは「わたし」「おれ」「ぼく」「あたし」だが、これ以外にもたくさんある。参考までに、日本語の主な1人称を以下に挙げておく。
「わたし」「おれ」「ぼく」「あたし」
「わたくし」
「あたくし」「自分」「おいら」「わし」
「こちとら」「小生」「余」
「当職」「拙者」「それがし」
「矢沢」