苦い文学

在留資格と期間

あるビルマ人の友人が、在留期間の延長の申請をしたいというので、身元保証の書類を持ってやってきた。

名前と住所などを書けばよい簡単なものだ(それにもうハンコは要らない)。

簡単なもの、なのだが、いつも気になる項目がある。それは次のようなものだ。

   国籍(在留資格、期間):

私の国籍は日本だから、「日本」と書けばいいのだが、「在留資格」、そして「期間」はどう記入すればいいのだろうか。もしかしたら入管は「日本人」が外国人の身元保証などすることはありえない、とでも考えているのかもしれない。

あるいは私が知らないだけで、日本国籍保有者にも「在留資格」と「期間」があるのだろうか。いずれにせよ、私はたいていこう書く。

   国籍(在留資格、期間):日本

しかし、その日は私はなんだか異をとなえたい気分だった。それでこんなふうに書いた。

   国籍(在留資格、期間):日本(なし、死ぬまで)

そして、友人が立ち去った後、これで彼のビザが延長できなかったらどうしようと考えて、後悔した。