苦い文学

計画殺人(1)

昨年の7月、60代の男性Aが都内の自宅で心臓発作で死亡した。通報したのは知人男性B。Bによれば、二人で雑談している間に、Aが倒れたのだという。

検視ではとくに不審な点は上がってこなかったから、今ごろは単なる病死と片付けられているはずだった。もしも、BがAの死亡保険の受取人だという事実に、敏腕刑事、吉田三郎が気づかなかったならば。

吉田刑事は、Bの自宅を訪ね、Aの死亡時の様子を詳しく聞くことにした。

「雑談の最中にいきなり発作に襲われたとのことでしたが」

「ああ、そうだね」とB。

「その時の様子を詳しく教えていただけますか」

「いったい何のために? もう何度も話したじゃないか」とBがいら立つと、吉田刑事はほほえんだ。「ええ、確かに発作のことについてはそのとおりでした。ですが、発作の前についてはまだお話しいただいていないように思います」

「発作の前? 何のことだ」

「雑談をしていらっしゃったとおっしゃっていましたよね。そのことですよ。いったい何の雑談だったのでしょうか」

「それが何の関係がある? 何を話そうと勝手ではないか」

「ええ、その通りです。ですが、仕事柄、こうしたことまで調べておかなければならないのです」

吉田刑事はBが一瞬、冷たい目つきをするの見逃さなかった。「釣りだよ。Aは釣り好きだったからな」

「ほほう」と吉田刑事は手帳を開いた。「救急隊員の話によれば、Aさんは朦朧としながら、『このまま行けば、この世界は俺のものだ』と繰り返していたということですが、それが釣りの話といったいどんな関係があるのでしょうか」

Bは一瞬答えに窮したように見えたが、その戸惑いはもとの平然とした表情にかき消された。

「ああ、そのことね。計画、ただの計画だよ……」

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たった1日のお姫様

昔、貧しい日本人の女の子がひとりで暮らしていました。

その子の仕事はといえば、トイレ掃除なのでした。とても大変なので、他の仕事がしたいと社長に言うと、社長はこう言って嘲笑うのでした。

「お前は日本人だろ。昔、日本人は自分たちのトイレがキレイだと鼻高々だったじゃないか」

それにもうひとつイヤなことがありました。給料日、社長は女の子にだけ円で支払うのです。

「円では何にも買えません。他の人と同じようにドルでくださいな」と女の子が訴えると、社長は「昔、お前たち日本人はその円でなんでも買っていたではないか」とせせら笑うのでした。

女の子はもらった円をわずかなドルに変えると、ほんの少しだけお米を買って、次の給料日まで我慢して暮らすのでした。

厳しい冬がやってきました。その年は作物の出来が悪くて、お米でも野菜でもなんでも値上がりして、女の子の食べ物はとうになくなってしまいました。何日も食べられない日が続き、女の子は頭がくらくらしてきました。

女の子はあんまりにもつらくて、泣きながら神様にお祈りしました。

「神様、お願いです。たった1日でいいから、円高ドル安にしてください」

いつの間にか眠ってしまったのでしょうか。女の子が目を覚ますと、あたりがにぎやかです。人々が叫んでいます。

「やあ、また日本人がビルを買収したぞ」「やはり円は強いなあ」

女の子が立ち上がると、ポケットから諭吉や聖徳太子や英世がこぼれ落ちました。周りの人々が驚きます。「なんというお金持ちだろう!」

女の子は町で一番高級でおいしいケーキ屋に行って、樋口一葉を差し出しました。すると、パティシエはびっくり仰天して言いました。「ケーキをぜんぶ持っていってください!」

女の子は飽きるほどケーキを食べると、次に町でもっとも大きなデパートに行って、岩倉具視をちらつかせました……。夢のようなドレス、輝く靴、美しい指輪、きらめくネックレスで飾り立てられた女の子は、その日、まるでお姫様のようでした。

そして、楽しい1日が過ぎ去り、夜がやってきました。女の子は自分がした願い事のことをちゃんと覚えていましたから、寝るのがとても残念でした。ですが、キラキラした宝石や金の指輪を見ているうちに眠ってしまいました。

翌朝、人々は痩せ細った女の子の死体が道端に転がっているのを見つけました。その顔に優しい笑顔を浮かんでいるのを見て、だれもが「日本人って笑うんだ」と驚いたということです。

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科研費修行

科研費とは科学研究費助成事業による研究費のことだ。これが「競争的研究費」と呼ばれるのは、書類を書いて応募して採択されなければならないからだ。採択率は3割以下と厳しいが、採択されれば、数年間は毎年数十万から数百万の資金を得ることができる。

この科研費に応募する資格が自分にあるかどうかわからないが、急にどうしても科研費が欲しくなり、このゴールデン・ウィークの期間、ひとり科研費獲得のための修行に出た。とある険しい山に向かったのだ。

滝行、断食、坐禅と写経の荒行に打ち込んでいると、見知らぬ老僧が私のもとに現れた。老僧は私の修行目的を聞くとこう語った。

「科研費獲得の決め手は応募書類にあり、と倶舎論にも記されている」(応募書類とは、研究課題、目的、計画などを記すものだ。)

「応募書類は審査委員が一読して、すっと頭に入るほど、わかりやすく書かねばならない。審査委員がイラついたり、首を傾げたり、目をこすったりするたびに、採択は遠ざかっていく」

私はこの言葉を聞くや、山に来て初めて筆をとり、科研費の応募書類を一気呵成に書き上げた。老僧はこれを読むと、手にしていた錫杖を激しく打ち鳴らした。するとどこからともなく三人の村人が現れるではないか。老僧は告げた。

「これらは山に暮らすヤフコメ民なる者どもだ。応募書類がこれら粗野な人々にもわかるようなものであれば、あなたの願いは成就しよう」

私は驚いて尋ねた。「いったい、ヤフコメ民になんの関係があるのでしょうか?」

「ヤフコメ民は科研費の応募書類の読み手として最悪の特徴をすべて兼ね備えているからだ。読解力が低く、粗探しが得意で、思いやりや想像力が欠如し、しかも反知性主義者なので科研費は左翼の公金チューチューだと頑なに信じ込んでいる。そしてなによりも恥ずべきドケチなのだ。これら戦慄すべき人々を納得させることができれば、いかなる科研費だろうとも獲得は思うがままとなろう。さあ、ヤフコメ民が読めるよう Yahoo! 電子申請システムにファイルをアップロードするのだ……」

私は、スマートフォンを取り出し、恐怖に震えながら、恐るべき電子申請システムにファイルを送信した。三人のヤフコメ民は直ちに応募書類を受け取り、唸り声をあげながら読み出した……。そのとき、老僧が再び錫杖を激しく鳴らした。あまりの騒々しさに私は気を失った。

目を覚ますと、あたりには誰もおらず、シンとした森が広がっていた。私は立ち上がり、思わず「あっ」と叫んだ。四体の地蔵が目の前に鎮座していたのだ。そのうちの一体は錫杖を持っている。

そして、三体の地蔵の足元を見ると、紙切れが置かれているのに気がついた。拾い上げて見ると「採択」と達筆で記されていた。

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詐欺投資詐欺

【今こそ、あなたの未来に投資してみませんか?】

今、日本は詐欺で溢れています。特殊詐欺に、国際ロマンス詐欺、そしてオンライン投資詐欺。何億と奪い取られた人もいます。

「いったいどうしてこんな嘘にだまされるのだろうか? うまい話なんてあるはずないのに」

賢明なるあなたがそう思うのも無理はありません。ですが、その説明は簡単です。

【それは「正常化バイアス」のなせる技なのです】

詐欺の被害者たちは「自分だけは大丈夫」「じぶんがだまされるはずはない」と思いこんでしまったがゆえに、ウソとホントを見分ける目が鈍ってしまったのです。こんなふうに「自分には異常なことは起こらない」と信じこみ、判断力が損なわれることを「正常化バイアス」といいます。

そして、残念なことにこの「正常化バイアス」の罠にはどんな人も陥る可能性があるのです。あなただって例外ではありません。

ここで、あなたはこう考えるかもしれません。「では『自分は絶対に危険だ、自分はなにをやってもダメだ』と日頃から用心するようにしたらいいのではないか」と。

【すばらしい考え! ですが、いつもうまくいくとはかぎりません】

「自分はなにをやってもダメだから、どうせダメなら、投資してみるか」と「ダメもと」でうっかり投資詐欺に引っかかってしまう人もたくさんいるのです。

ですから、私があなたにお伝えしたいのは次の事実です。

【人はかならず詐欺に騙される】

この事実から逃れる術はあるでしょうか? ええ、あるのです。それは———

【一度、だまされてみることです】

一度だまされれば、それが教訓となって、もうあなたはけっしてだまされないでしょう。そこで、あなたのために私からご提案です。

【一度だけ、私の提案する投資詐欺にだまされてみませんか?】

一口50万円から、何口でも。この私があなたからお預かりした資金を絶対に投資しません。ですので配当はおろか元本すら、ビタ一文お返ししません。なぜならこれは投資詐欺だからです。

あなたは投資詐欺に投資してお金を失うことになりますが、そのお金はじつは———

【あなたがだまされない未来のためのもっとも確実な投資なのです】

未来のために私の投資詐欺にあなたの資金を託してみませんか?

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最後の政党

どうして、次から次へと変な政党が生まれるのだろうか。とんでもなく悪辣な政党ができたと思ったら、その次の次の選挙には、それをはるかにしのぐ狂気の政党が登場する。そのせいで、先行する悪辣政党もかすむくらい。いや、悪辣どころか、良識あふれる人々とすら見えてくる。

我が国の政党はこんなふうにエスカレートしていく一方なのだろうか。つまり、悪辣、残虐、狂気、無責任の点で、既存政党を常に超えていく政党が絶えず登場し続けるのだろうか。

もしそうだとしたら、その先の先に現れる政党とは、いったいどんな公約を掲げ、いったいどんな陰謀論に取り憑かれ、いったいどんな選挙妨害を行い、いったいどんな嘘をつくというのだろうか。

すくなくとも、ある段階では、選挙活動として殺人を公然と行う政党が現れるだろう。だが、そんな恐ろしい政党ですら、その次の選挙では、もっと恐ろしく不埒な政党に「良識をわきまえろ!」と怒鳴るようになるのだ。

いったいその政党はどんな政党だろうか。私にはわからない。だが、ずっとずっと先、はるか未来にどんな政党が出てくるかはすこしわかる。

その政党は、選挙活動で大声をだしたり、妨害したり、暴動を煽ったり、殺人をそそのかしたりなどしない。人類と宇宙の歴史を終わらせるために、時の流れにとどめを刺すだけだ。

宇宙が終わる以上、この政党のあとには、もうどんな政党も現れない。そんなわけで、その政党は、最後の政党と呼ばれている。

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ミュージカル「世代を超えて」

「50代のおじさんは気持ち悪い」「50代の男は集団自殺しろ」「働かないおじさんは迷惑」などの批判にさらされている50代男性のことをもっと知ってもらおうと、都内の劇団によって50代男性をテーマにしたミュージカル「世代を超えて」が上演されました。

ストーリーの舞台は、近未来の日本。50代男性であるだけで「オジサン」として逮捕される社会で、「オジサン」たちが自由と尊厳を求めて戦う姿を描きます。

主人公の「オジワン」役の吉田二郎さん(56)は「迫害されるオジサンたちを今の自分と重ね合わせて歌いました」と語ります。

脚本と演出は新進気鋭の作家、原田勘助さん(50)。「50代男性が元気になれば、日本もきっと元気になるのでは」と期待を寄せます。

物語上のキーパーソンとなるのが、政府の雇ったオジサン・ハンターの若い女性「ヨーコ」です。「オジワン」との出会いが、彼女の人生を変え、やがて思いもよらぬ運命が二人を結びつけます。演じるは、舞台俳優としてまた歌手としても抜群のキャリアを誇る澤しんじさん(58)。ふたりが力を合わせて、迫害者「ゼット」たちと戦う場面は大きな見せ場です。

初日となった今日、劇場は立ち見が出るほどの盛況で、50代男性の熱気と加齢臭に包まれました。

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心の遺産

日本はどこもかしこも観光客でいっぱいだ。これらの人々は日本の文化に夢中なのだ。

アニメや漫画などのクール・ジャパンはもちろんのこと、京都や奈良の歴史的遺産、日本各地に残る伝統的家並みと風景も、異国の目にとっては魅力的だ。

そして、なによりも食べ物だ。料亭の高級料理から食べ歩きのB級グルメまで、外国人観光客の舌を喜ばせないものはないのだ。

25の世界遺産を誇る我が国であるが、これらの魅力もまた日本の伝統が育んだ遺産だということができる。

だが、遺産とは目に見えるものばかりではない。外国人観光客が日本に来て賛嘆するものといえばなんだろうか。それは日本人の礼儀正しさ、おもてなし精神、公共心である。外国人たちは、日本人の心を、まるでエジプトのピラミッドや中国の万里の長城を仰ぎ見るかのように、賛美するのだ。

私たちの心もまた、先人たちが慈しみ、はごくんできたものであるのは言うを俟たない。日本人の心こそ遺産というべきなのだ。

もっとも残念なのは、この遺産が、無計画な開発、商業的濫用、貧富の差の拡大、特殊詐欺の蔓延、陰謀論の猖獗、反知性主義の跋扈、排外主義の激化などにより、危機的状況に直面していることだ。まさにいま食い潰されつつあるのだ。

ユネスコは近々、この「日本人の心の遺産」を危機遺産リストに登録する予定だとか。

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ミスター・ハンバーガー

記者が招かれたのは、都内某所の今にも倒れそうなアパートだった。ミシミシとなる階段を上がると、ひとりの男が待ち受けていた。

「ようこそおいでくださいました。さっそくご覧ください」

男は記者を部屋の中に入れ、モニターを示した。そこにはひとりの別の男が映されていた。「彼がミスター・ハンバーガーです。彼はいま隣の部屋にいます」

ミスター・ハンバーガーと呼ばれたその男は、座椅子に座って、テレビを見ているのだった。ちゃぶ台にはビールとつまみが置いてあった。隣から大きな笑い声が聞こえた。いうまでもなくモニターのなかで手を叩いて笑っている男がその主だった。

「ミスター・ハンバーガーは、いつもこんな様子なのです。テレビを見ては楽しみ、陽気に酒を飲み、そして時には鼻歌など歌っているのです」

「これは、いったい?」と記者は訝しげに尋ねた。

「わからないのですか。ミスター・ハンバーガーは3年前に雇い止めになったのです。なんの落ち度もないのに、不要だという理由で勤め先を追い出されました。ブラック企業の犠牲者なのです」

「ええ、ですが、楽しそうなご様子です」

「そこなのです! 不当な解雇から3年経つにもかかわらず、彼はまったく腐っていないのです! まるでマクドナルドのハンバーガーのようではありませんか?」

「だから、ミスター・ハンバーガーと!」と記者の目が輝いた。

さっそく本格的な取材が始まった。記者はミスター・ハンバーガーの経歴と生活を綿密に調べあげ、すべて隣人が言う通りであることを確認した。また、映像をもとに、男の独り言を解析すると、明日への希望も失ってはいないという驚くべき事実も明らかになった。さらに、腐らない原因についても検査が進められた。防腐剤を使用している可能性もあるからだ。

検査の結果、驚くべきことがわかった。防腐剤などまったく使用していなかったのだ。それどころか、化学調味料さえ使用していなかった。では、なぜ腐らないのだろうか?

さらなる検査が行われ、ついに原因が突き止められた。頭もまったく使用してなかったのだった。

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東京の青空

私は電車に乗り、ドア横のスペースに立って、埴谷雄高の『死靈』(講談社全集版)を読んでいた。駅に止まるたびに、私の方のドアがいつも開いた。乗客が次々と乗り込んでくる。だんだん混み合ってきた。乗り降りする人々が肩で勢いよく『死靈』にぶつかってくる。そのたびに、この896ページのハードカバーが私の手から弾き飛ばされそうになった。

私は本を閉じ、胸に抱くと、体の向きを変えて座席の方を向いた。その席には男が座っていて、携帯を眺めていた。禿げかけた頭頂部だけが見え、顔は見えない。抱えていた『死靈』を開く。その大著はまるで男の頭の上に張り出したテラスのように広がった。

するとその時、下から伸びた手が、埴谷雄高の畢生の大作を押しのけた。男が見上げて睨みつけている。

「東京の空は、アメリカ軍が管理しているのを知っていますか」と早口で言った。

「横田空域と呼ばれる1都9県にまたがる広大な青空が、他国に奪われ、好きなように使われているのです! これで独立国家と言えるでしょうか。私たちの上に広がる青空は、私たちのものではありませんか。私は空を取り戻す戦いに加わっている愛国者の一人です。今、私の空を侵犯し、奪おうとしているあなたには、私は絶対に負けるわけにはいかないのです!」

電車が急ブレーキをかけた。乗客たちがいっせいに慣性の法則を思い知る。後ろにいる誰かが私の背中に倒れかかった。はずみで『死靈』は私の手から滑り落ち、この重厚な書物のちょうど角を下にして落下していき、男の鼻の付け根を直撃した。

「あっは!」 男が短く大きく叫ぶ。「ぷふい!」

私は東京の空がいつまでも平和であればいいと思う。

苦い文学

歪んだ認証システム

あなたの心が危ない!

ご存知ですか? マインド・ハック・ボットがあなたの心を狙っていること!

マインド・ハック・ボットはあなたの心に侵入して、あなたの心を荒らしたり、脳内情報をあらいざらい奪いとってしまったりする恐ろしいボットです。心の情報を抜き取られてしまったら、パソコンのパスワードも銀行の情報も筒抜けです。

では、どうしたら?

重要なのは、マインド・ハック・ボットを心に侵入させないこと。そのためには強力なセキュリティが有効ですが、難点は、あなたの心に接触しようとするすべての人を追い返してしまうことです。すべての人づきあいを諦めなくてはなりません。

そこで、ご提案したいのが、私たちのセキュリティ・認証システムの導入です。この認証システムを使えば、有害なボットだけを排除することが可能になります。

私たちのセキュリティ・認証システムは次の3段階からなります。

第1段階:歪んだ文字認証
このステップでは、歪んだ文字を読み取り、入力します。文字はボットが読み取れないように歪められており、エラーの場合はそこで認証プロセスは終了します。

第2段階:歪んだ気持ち認証
ボットが歪んだ文字認証を通過した場合、次に立ちふさがるのが歪んだ気持ちです。あなた自身の歪んだ気持ちを利用して作成した「妻子に暴力を振るっているあなた」「子どもに包丁を突きつけて勉強させているあなた」の画像をスキャンし、歪んだ気持ち(「家族愛」や「子どもへの愛」)を入力しなくてはなりません。心がないボットの多くはここで弾かれます。

第3段階:歪んだ認知認証
高度なボットはまれに愛情や憎しみの歪みも読み取ってしまいます。ですが、歪んだ認知は読み取ることはできません。この最終段階では、文字や画像ではなく、場面が展開します。ボットがその場面に仕込まれたあなた自身の認知の歪み(「全部自分が悪いんだ!」「完璧にできなければ意味がない……」)に気がつくことができなければ、あなたの心に侵入することはできないのです。

あなたの心の歪みが生み出した最強の認証システムをぜひご利用ください!