風刺・戯文

素人は黙ってろ

素人はしょせんプロには敵わないのです。まず、経験と知識の差があります。プロは長年の訓練や実践を通じて、素人がちょっとやそっとでは追いつけない経験と知識を身につけているのです。

それに、プロというものは必ず結果を出しています。だからプロといえるのです。一方、素人は結果など出せませんね。だから、プロではないのです。

さらに大事なことをいえば、プロと素人では責任の重みが違うのです。プロには間違いが許されません。ですが、素人はたいてい間違います。ひどいのになると、間違っても気づきもしない。いや、もちろん、プロだって人間です。間違うときもありますよ。ですが、そんな時でも徹底したリスク管理能力があるおかげで、被害を最低限に食い止めることができるんです。

だから、素人がプロに対して意見を言うのはもう本当に間違っています。素人にはそもそも意見を言う資格すらないんです。

それでです。将軍とはなんですか? そうです。戦争のプロです。その将軍が、みなさんに、たった10万人の犠牲で、戦争に勝利するといっているんです。素人は文句など言わずに、黙って前線に行ったらどうですか。

苦い文学

アウシュヴィッツ訪問(おわり)

ツアーは、まずはじめにアウシュヴィッツ収容所内をまわる。それから、博物館の外に出て、シャトルバスに乗り、10分ほどの距離にあるビルケナウ収容所を見学する。その後、再びバスで博物館の入り口に戻って終了・解散となる。全部で3時間強だ。けっこう疲れる。

私の見るかぎり、博物館には3つの書店があった。ひとつは私が最初にガイドブックを買ったところで、入り口入ってすぐのところにある。2つ目はアウシュヴィッツ収容所の出口にある。そして、3つ目はビルケナウ収容所の入り口にあった。

単独行動はしにくいでの、私はツアーのあいだじゅう、本屋をゆっくり見ることはできなかった。そこで、ツアーが解散したのち、再び入場して、最初の本屋に行くことにした。

この再入場が面倒くさかった。再入場はエントリー・パスがあれば無料でできるが、博物館の外にあるチケット売り場で入場券をもらわなければならない。そして、このチケット売り場には、事前にネット予約せずにきた人たちが並んでいるのだ。

私は事前に予約しなければ入れないと書いたが、当日いきなり行っても入ることはできる。その場合、空きのあるツアーに参加しなければならない。だが、そうしたツアーは午後の遅い時間にしか残っていないので、それまで少なくとも2〜3時間は博物館の外で待たねばならない(ネットで見たときは午前のポーランド語とロシア語のツアーしか残っていなかったが、チケット売り場には午後に英語のツアーもあった)。

また、ネットの情報によれば、すべてのツアーが終わった後に個人で自由に入ることができるという。たとえそうだとしても、それまでの時間、外で時間を潰さなくてはならないようだ。

さて、私は列に並び、入場券をもらい、再び博物館の中に入った。本屋には、ポーランド語、英語、ドイツ語、フランス語などの西洋諸語に加えて、日本語、韓国語などの書籍が売られていたが、当然ながらポーランド語、英語がもっとも多い。私は博物館が出版している『アウシュヴィッツ:写真で見る歴史』(英語版)という大きくて重い本を買った。

さて、帰りのバスは、クラクフからのバスが着いたバス停から出る。そのすぐ隣、博物館寄りのバス停が、ビルケナウ収容所を往復するシャトルバスが出るところだ。私はクラクフ行きの時刻表をシャトルバスのバス停で探し、ないので困っていたが、それはクラクフ行きのバス停のところにあった。

午後1時半ごろにバスが来て、クラクフに戻った。帰りは交通事情のせいか、2時間かかった。

アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館の内部については書かない。また写真もあげない。予約専門サイトでは、オンラインツアーの予約もできる(https://visit.auschwitz.org/)。

(画像はシャトルバス)

苦い文学

無謀な買い物

この季節、十分な計画を立てずに、軽装で極寒のスーパーに買い物に出発したため、命を落とす事故がたびたび発生します。安全に買い物を行い、無事に生還するためには、事前の準備がなんといっても大事です。

基本中の基本ですが、まず献立を決め、そのために何を買わねばならないかをリストアップしましょう。そして、次にすべきはルートの策定です。事前に店内の売り場の配置を十分に調べた上で、どのようなルートを取れば安全にレジに到達できるかを、あらかじめ研究しておかねばなりません。

さらに、装備にも万全を期す必要があります。半袖・半ズボンなどもってのほか、必ず防寒具を用意しましょう。可能ならば携帯のほかに GPS 機能つきの通信機があると安心です。

もちろん、当初の予定通りに買い物が進めば、これらの装備は無用と言えるかもしれません。

ですが、もしレタスが売り切れていたら? お気に入りの味噌が商品入れ替えでなくなっていたら? 変わりやすいスーパーの様子に翻弄されて、うっかりルートを外れでもしたら、遭難の危険はぐんと高まります。常に最悪を想定して準備しましょう。

遭難した場合は、無闇に動き回るのは禁物です。救助要請が可能ならば、落ち着いて連絡し、「納豆売り場」「豚しゃぶ肉のコーナー」などとしっかり場所を伝えましょう。冷蔵ケースから吹き出す冷気から身を守るために、防寒具を着用し、ビバークテントの中で体力の温存に努めましょう。

また体力の消耗を防ぐために、水と予備の食料を携行しましょう。決して、精算前の食品に手をつけぬように!

苦い文学

認知の歪み

ところで「認知の歪み」という言葉をご存知でしょうか。

ひとことで言えば、「認知の歪み」とは、歪んだレンズの眼鏡のようなものです。そのメガネをつけると、なんでも歪んだ醜い姿で見えてしまうのです。

では、認知が歪むとどうなってしまうのでしょうか。

よく知られているのは、日本人なのに、認知の歪みのせいで日本が醜く見えてしまう症状です。この症状が進むと、中朝の肩を持つようになり、売国へと悪化してしまいます。

日本のために頑張っている愛国者や愛国政治家を貶しだすのも症状の一つです。

フェミニズムにかぶれて、日本の伝統である家制度を破壊しようとしたり、自衛隊を違憲にして日本の弱体化を目論むのも、認知の歪みによるものです。

どれも深刻な症状であり、放っておけば我が国に多大な害を及ぼすことは疑いありません。認知の歪みが国を滅ぼすのです。

私がかねてから認知の歪みの矯正と自宅でできるエクササイズの普及に力を注いでいるのは、まさにこうした危機感からなのです。

『骨盤と認知の歪みにサヨナラ! おうちエクササイズ』(著者:花田正諭[日本健全生活会議理事]、あさはか新社)より抜粋