散文

ランダムに読む

ここ数日、私はこのブログのフロントページなどを作り変えている。大きく直すわけではないが、あまりにも無愛想だったので、少し愛想をよくしてみた。

もっとも私はあまり知識がないので、懇意にしているAIにお願いして、新しい仕組みをいくつか作ってもらった。そのうちのひとつが「ランダムに読む」ボタンだ。このボタンを押すと、ブログの別の記事にランダムに飛ぶ。どんな作品が出てくるかわからない。

今のところ、ボタンを各記事の末尾に設置するつもりでいる。つまり、読み終えたら押せるということだ。とはいえ、このボタンがついているのはまだ一部に過ぎない。私はAIに何度も懇願して、全部の記事に一度にまとめて設置してくれるよう求めたが、できないの一点張りだ。なので、自分でひとつひとつ手動でつけていかねばならない。いつ終わるかはわからない。

私にはアイディアがある。ブログの中に、この「ランダムに読む」ボタンでしか行けないページを作るのだ。そのページには財宝が眠っている。そこにたどり着いたものだけが、無限の富を手に入れることができるのだ。すると、荒くれ者のトレジャーハンターたちが大挙してブログにやってくることだろう。「ランダムに読む」ボタンを押しまくり、ブログをくまなく跋渉する。ページビューは莫大なものになるだろう。コンパスや十徳ナイフ、テンガロンハットなど、トレジャーハンターの購買意欲を刺激する広告を入れれば、いい副収入になるはずだ。

だが、そのためにはまず無限の富を手に入れなければならない。これさえあれば、小遣い稼ぎは確実だ。