苦い文学

東京ディズニーランドのビザ

浦安に近づくにつれ、目につくようになるのは、行政書士や弁護士事務所の広告だ。そのどれにも「ビザの取得はおまかせ!」とか「ビザでお悩みの方! ぜひ当弁護士にご相談ください」とか書かれている。もしあなたに経済的な余裕があるなら、こうした専門家に頼むのもいいかもしれない。

だが、東京ディズニーリゾートのビザの取得は、個人でも十分可能だ。ただし、書類集めはかなり大変だ。事前に用意しなくてはいけないのは以下の通り。

・申請書
・入園目的の陳述書
・就労証明書、犯罪経歴証明書
・身元保証人の宣誓供述書(もしくは招へい書)
・経済力を証明するもの:納税証明書か銀行残高証明書(1,000 万円以上)

これらはもちろん、英訳したものと一緒に提出しなくてはならない。許可・不許可の通知が来るのは、申請から1ヶ月ほどだ。東京ディズニーリゾート当局は明らかにしていないが、およそ8割が不許可となる。その理由も非開示だが、過去のネット上の発言、具体的には、ディズニー・キャラクターへの敵対的・侮蔑的なコメント、テロリストへの共感などが問題となった場合も多々あると見られる。心当たりのある方は専門の業者に頼んで削除してもらうことをお勧めする。

運よくビザが取れたとしても、入園当日まではネットなどでの発言にやはり慎重になるべきだ。ゲートの審査で別室に連行され、ミッキーマウスたちから執拗な取り調べを受けた末、強制送還となるケースもしばしば報告されている。

なお、ビザ不許可者の中には、闇業者の船で海から密入国を試みるものがいるが、これはもちろんやめたほうがいい。騙されて東京湾の第一海堡に置き去りにされる被害が後を絶たない。