「日本にはアニメや漫画など世界に誇る優秀なコンテンツがありますが、それ以外にもまだたくさんあるのです。今、私たちが注目しているのは祟りです」と代表の梅田祟さんは語ります。
「祟りには、神によるものと、人によるものがありますが、私たちが関心があるのは、後者のほう、つまり、人の恨みが生み出す祟りです。この祟りがこれからの世界で求められると考えています」
梅田さんが示したスライドでは、赤く塗られた日本から、祟りの矢印がアメリカ、中国、ヨーロッパ、アフリカへと向かって伸びていきます。
「というのは、今後、世界各国で、戦争による虐殺、処刑、虐待死、無実の死が大幅に増えると予測されているからです。こうした非業の死を遂げた人々にとって、死の直後から効率的に恨みを晴らすことが大事ですが、日本の祟りならそのニーズに応えられると考えています。
梅田さんはスライドで「祟りのグローバル化」というキャッチフレーズを提示します。
「非業の死のトレンドの強い国・地域では、もしもの時のために『祟りたい』というニーズがますます高まっていくものと予測されています。こうした国を出発点に、世界各国の市場で『祟り』を積極的に売り込んでいこうではないか、というのが私たちの考えです」
スライドでは、世界各国で戦火がメラメラと燃え上がり、無数の人々の命が奪われ、苦悶の叫びが聞こえ、子どもたちの泣き声が響き……