若者への大麻のまん延がかつてなく深刻になっている。その理由には、「かっこいいから」というファッション的なものもあるにちがいない。
昔の未成年はタバコをふかしてイキがったものだが、今はそれが大麻になったのだ。だが、どうして、タバコが大麻に変わってしまったのだろうか。
答えは簡単だ。
タバコはもうカッコ悪いからだ。ここ 10 年の間に日本の社会も変わって、喫煙率も下がり、喫煙自体が過去の習慣となりつつある。いまやタバコは古臭さ・かっこ悪さの象徴となったのだ。
だから、芸能人でもタバコを吸う人はいない。いや、いることはいるのだが、それを公言する人はまずいない。イメージ的になんの得にもならないからだ。
いっぽう、大麻を吸う芸能人は確実にいる。なぜなら警察が逮捕するからだ。これ以上のエビデンスはない。そこで、若者は、大麻は芸能人がやるから、タバコよりもかっこいいと思ってしまう。
しかも、若者には、大麻を吸う大人がどんな様子だかはわからない。なぜなら、逮捕されるのでみんなこっそり吸うからだ。いっぽう、タバコはどこでも平気で吸う人がいる。そして、そうした人にかぎって確実に汚らしい(かつ臭い)。
こうした状況で、若者たちが大麻を選ばなかったらどうかしている。
禁煙が進めば進むほど、若者は大麻に魅力を感じるようになる。皮肉な事態だが、実はここに若者の大麻使用増加を防ぐ鍵がある。
80 歳以上の大麻使用を合法化すればいい。そうすれば若者はもう大麻に見向きもしなくなるだろう。
「わー、おばあちゃんの家の匂いだー!」
そんなふうに言われるものを吸いたがる人がいようか。