苦い文学

すべては難民のために

我が国では難民条約を批准したその時から、難民といえばこれを認めないし、できる限りすみやかに、かつ巧妙に国外に追放するということに決まっていたのだ。

だが、最近はなにやら雲行きが怪しい事態となっている。

ウクライナの難民の受け入れに我が国が率先して手を上げているというではないか。

いや、その手で、難民をぶん殴っていたというのに?

それどころか、大臣が隣国ポーランドに行って、難民の受け入れの調整をしているというではないか。

ついこないだまでは、難民が呼んだって来るのは入管の収容所の監視係だけだったのに?

なのに大臣が行っちゃうのだ。

いや、行っちゃうどころではない。果ては政府が飛行機を飛ばして難民を連れて来るというではないか。

ちょっと前までは、成田に上陸したばかりの難民を追い返してたというのに? さもなきゃ、有無をいわせず収容してたというのに?

そんなことはあるはずがないのだ。これは絶対に間違いだ。フェイクニュースだ。

さもなきゃきっと……




オリンピックの招致だと勘違いしてるんだ。