久しぶりに在日カレン人の難民の友人と話をした。
現在、在日ビルマ難民の間で、サッカーが盛り上がっているとのことだった。
ビルマにはいろいろ民族がいるが、それぞれの民族でチームを作って、大会を行なっているのだそうだ。
大会の参加費は例えば1チーム3万円で、1位から3位まで何かの賞品が出る。この賞品代と会場費を除いた残額を、ビルマ国内への支援金とするのだという。つまり民主化支援イベントなのだ。
私がかつて在日ビルマ人の難民団体で活動していた時、団体のレクリエーションの一環として、サッカーチームの創設を提案したことがあった。ずいぶん前の話だが、これは結局実現しなかった。
おそらく、提案者たる私がサッカーのルールも知らないのに監督をやると言い張ったことと、その団体の会員のビルマ人がみな40代のおじさんだったことが関係しているのだろう(私はサッカーが大変な競技だということも知らなかったのだ)。
しかし、そのころに比べると今の在日ビルマ人社会はずいぶん若くなった。たくさんの若者が日本にやってきたのだ。だからこそ、こういう元気な活動もできるのではないかと思う。