苦い文学

黙ってお三味を弾いてくれ(おまけ)

*タイトルはフランク・ザッパのギター・インスト・アルバム「黙ってギターを弾いてくれ(Shut Up ’n Play Yer Guitar)」のもじり。三味線ではなく「お三味」としたのは、語呂を合わせるため。この言い方はたまたま耳にしたものを使っただけで、義太夫教室で使われているわけではない。

*本文では触れなかったが、「太棹メドレー」の曲目と順番は「ソナエ」「オクリ」「三重」「木のぼり」「めりやす」「わし」「三番叟、鈴の合方」「行列」「野崎村」。先生が準備してくださった三味線独特の記法の「楽譜」を見ながら練習するので、(ある程度は)楽譜を読み解けるようになるのも、このコースの良いところであった。

*卒業発表会の前日は、一の糸(いちばん太い弦)、二の糸(その次に太い弦)を自分で張り替えてくるようにとの宿題。ギターの弦とは違うのでおっかなびっくりやってみる。いちばん細い三の糸は、少し特殊なので、当日、先生方が張り替えてくれた。

*今回の卒業発表会で着用した黒の着物はレンタル。肩衣(クラウス・ノミの上着風)と袴は義太夫協会が用意してくれたもの。襦袢や帯、足袋などは自分で購入したが、これは思わぬ出費であった。着付けは、若い先生方がしてくださった。あまり着崩れしていないので「着物が合っている」と言われた作者は元をとった気分になったとか。

*三味線は義太夫協会から月々 5,000 円でレンタルされたもので、卒業発表会後、返却した。三味線は扱いも難しく、練習も大変だったが、なくなってみると、少しさみしい。