【ザンゲー通信社:社説】
ますます先行き不透明になっていくこの国際社会において、もっとも重要なのは同盟関係、とくにアメリカとの関係である。
現在のアメリカはトランプ大統領という強力な指導者をいただいており、日本政府は、日米同盟を維持するために、あらゆる手を尽くしてトランプ大統領に媚びへつらい、おもねる必要がある。
そのために、日本政府は、媚びへつらいの印として、トランプ大統領が欲しいもの、とくにトランプ大統領が欲しくても手に入れることができないものを差し出すべきである。
それはいったいなんだろうか? ひとことで言えば、内戦である。日本で内戦を起こすのである。
どういうことかというと、まず日本国内で政府と反政府組織とが交戦を始め、内戦を激化させる。そして、国民の多数が犠牲者となり、こう着状態に陥ったそのときに、トランプ大統領に和平の調停をお願いするのだ。もちろん、和平は成立し、その結果、トランプ大統領はもっとも欲しいもの、つまりノーベル平和賞を手に入れることになる。
トランプ大統領は我が国に対する恩を決して忘れないことだろうし、内戦で死んだ国民の霊も浮かばれることだろう。
もちろん、このような内戦を起こすのは簡単なことではない。だが、さいわいにも、今、日本はそれが唯一可能な方を首相として戴こうとしている。我が国の将来を見据えた「媚びへつらいを内戦に転化する」政治の実現のために、野党は妨害工作を慎むべきである。