苦い文学

Homecomings@Shibuya WWW

整理番号が260番で、少し早めに会場前に着いていたものだから、この寒いなか入場までそうとう待つことになった。

シベリアばりの寒気に気が遠くなって、外から地下への階段へと入るのを許されたころには、頭の中ではラーゲリとか、イワン・デニーソヴィチとか、そんなことがちらつきはじめていた。

さすがに Homecomings もこのロシアの大地的な凍つきには歯が立つまいと思われたが、2時間強のライブの陶酔と熱がすっかり溶かしてくれたのだった。

今回は Homecomings の新譜のツアーの追加公演で、去年の12月28日の本公演の音がとても気持ちよく、そして激しかったので、また行くことにした。

Homecomings をはじめて聞いたのは去年、Say Sue Me のオープニングアクトで、そのとき聞いた一曲が印象に残った。去年の12月でもその曲をやったが、事前にほとんど聞かずに行ったので曲名がわからなかった。

今回再び行くにあたり、ちゃんと予習して、私はようやく曲名を知ったのだった。

その曲は「US」。このバンドの代表曲で、それすら知らずに、ライブに行くというのも我ながら情けないが、すばらしい曲なのでぜひ一度聞いてほしい。