英語のツアーが空いている日は、と調べてみると、2週間後にようやくポツポツと出てくる。私が帰国したあとだ。しかし、そのうちに当たり前のことに気がついた。
ポーランド語のツアーだろうとロシア語のだろうと、参加するのに語学力の証明書がいるわけではない。誰だって参加はできるのだ。ただ解説がわからないだけだ。そういうわけで、私は9月6日朝8時45分のポーランド語の解説者のツアーを予約したのだった。
さて、次の問題は、どうやってアウシュヴィッツまでいくかということだ。ネットの情報によると、朝の6時ごろにバスがあるという。1時間半で着くというから、問題なく間に合う。
ただし、もう深夜の1時だったので、バスのチケットの予約はできなかった。なので、私は翌朝の午前5時過ぎにホテル(というか貸し部屋)を出て、クラクフ駅の隣にあるバスターミナルに行った。掲示板を見ると、6時20分に「Oświęcim(オシフィエンチム:アウシュヴィッツのポーランド語名)」行きのバスがあった。チケット(22ズウォティ、千円ぐらい)を買い、地下のバス停に行った。
すでに20人ぐらいの乗客が待っていた。私は何も食べずに出てきたので、近くの売店でパンを、バス停の前にあったカップ式の自動販売機でコーヒーを買った。
バスが来た。コーヒーを片手に私が乗り込もうとすると、カップの飲み物は持ち込み禁止、と運転手が手で制止した。あわてて外に出て、飲めるだけ飲んでゴミ箱に放り投げた。
(画像はアウシュヴィッツ行きのバスのチケット)