不逞国家の征伐作戦を実施している我が国の軍で、とんだ不祥事が発生した。
高田陸軍大将が、SNS の個人アカウントに「お前は偉くないので、生き残ってくださーい。敗軍の捕虜でーす」と投稿していたことが明らかになったのだ。
これは先日開催された開戦記念日式典における市川陸軍大将の発言「今回の世界大戦においては、国のために命を捧げて死んだだけで偉いので皆、二階級特進である」に対する揶揄であると解釈されている。高田陸軍大将と市川陸軍大将はかねてから不仲であることが知られている。
高田陸軍大将はすぐに投稿を削除したが、その投稿を写したとされる写真がネットに拡散し、我が国のネチズンたちの非難と怒りを引き起こした。
「戦場で死ぬのは名誉なことですよね?」
「生きて虜囚の辱めを受けることをすすめるとはなにごとだ」
「こんな大将のもとに子どもを送り出したくない」
「失望した」
「国のために戦った兵士たちにめちゃくちゃ失礼」
「もう応援しない」
「国民やめます」
あわや大炎上かと思われたが、特高警察がただちに投稿者を特定し、全員逮捕したので、とくになんともなかった。