私は長いあいだ生きづらさに苦しんできたが、これがHSPの特徴にぴたりとはてはまることを知った。HSPとは Highly Sensitive Person の略で、感受性がとても強く、環境や人の心の動きに敏感な人のことだ。思い当たることばかりだ。
現代の社会では5人に1人がこのHSPだ。つまり、5人に4人が鈍感でガサツな人々ということになる。HSPはガサツな人々の中で生きるのにたいへん苦労する。なぜなら、社会は少数派であるHSPに合わせてできていないからだ。
ガサツな人々はPSPと呼ばれる。Poorly Sensitive Person だ。PSPは、人間の感情というものに無頓着だし、つねに自分勝手だ。いつもガハハと大声で笑い、椅子には必ずドサッと腰かけ、足音は建物中に響き渡る。私たちはそのたびに怯えて飛び上がるのだ。
PSPがいるかぎり、私たちHSPの苦しみは続くといってもいい。
ある人がいうには、私たちHSPは自分の国を作るべきなのだという。そこでは私たちを苦しめるものは誰もいない。HSPそれぞれに与えられた特別なギフトを思う存分に生かして暮らすことができるのだ。心のやさしい人々が暮らす心やさしい国だ。
現在、私たちはこのHSPの国づくりに向けて活動をしている。だが、PSPは私たちの活動をじつにガサツなやり方で妨害してきた。そのせいで活動は停滞気味だが、私たちは負けない。
今夜、都内の複数の箇所で決行する無差別テロが大きな突破口となるだろう。