先週、韓国に行ったとき、「エゴマの葉」論争というものが流行したのを知った。
エゴマの葉の漬物というのは、何枚も重なっているため、箸で剥がしにくい食べ物だ。それを、自分の恋人が別の女性(なり男性)を手伝ってやるのを許せるか許せないかで、論争が起きたのだという。
韓国の若い人の間でも意見は分かれたとのことだ。また、韓国で知り合った日本人の若い女性は断然「許せない」派とのことだった。
エゴマの葉という食べ物は、韓国では男女関係に結びついているようだ。ドラマでも、エゴマの葉をご飯にのせてあげる関係ならば結婚すべきだ、などというセリフも聞かれた。
これは、別の見方をすれば、エゴマの葉が原因で、別れたカップルや夫婦がいるということでもあろう。エゴマの葉が、社会の基盤となる人間関係のひとつを危うくしているのだ。
我が日本にとって、韓国は民主主義という価値観を共有する隣国であり、持続的な友好・協力はなによりも重要だ。その隣国の直面する問題は見過ごすことはできない。
エゴマの葉を剥がすロボットの開発や、剥がれやすい葉を持つエゴマの品種改良など、日本としても協力を惜しむべきではないだろう。