苦い文学

温暖化

地球の温暖化が進んでいる。

このまま行くと日本は春も秋もない二季になるのだという。

だが、もっと大胆な予測によれば、その先に待ち受けているのは一季、つまり夏だけだという。もはや四季は季節外れなのだ。

いや、それでも四季は保たれる、と主張する人もいる。

その意見によれば、日本は「すごく暑い夏、ものすごく暑い夏、殺人的に暑い夏、地獄の夏」の四季になるのだという。

いずれにしても大変なことだ。

だが、私が思うに、地球の温暖化よりももっと重大な危機をもたらす温暖化があるのではないだろうか。

それは、人類の頭の温暖化だ。

今、人類の頭の中がカッカカッカするようになってきているのだ。

ホリエモンがいつもあんなに怒っているのもこの頭の温暖化のせいだ。

いやそればかりではない。プーチン、金正恩、習近平らの頭がチンチンなのもそのせいだ。この温暖化も剣呑なのだ。

頭の温暖化の仕組みは、まだ十分に解明されていない。指摘されているのは、頭の中に陰謀ロンというガスが発生して、脳の沸騰をもたらすメカニズムだ。

温室効果ガスの削減も重要だが、陰謀論にガスった頭の対策も急務なのだ。

ぜひ国際的な場での論議の盛り上がりを期待したい。