先日、中国文化観光部は、コロナ禍以来禁止されていた日本への団体旅行を解禁したと発表しました。
中国人観光客といえば大量にお土産品を購入する「爆買い」でお馴染みですが、その「爆買い」復活の兆しとあって、日本国内の観光業者・観光地も大いに期待を寄せています。
「日本はバブル崩壊以後、経済的にどんどん凋落していますから、経済効果が絶大な中国人観光客はありがたいです」(観光関係者談)
とはいえ、中国人の団体旅行には、観光地の受け入れの準備不足やオーバーツーリズムの問題も指摘されています。また、コロナ禍を経た現在の中国ではバブル崩壊も間近といわれ、中国人観光客にかつてのような「爆買い」を期待するのは無理だとする意見もあります。
そんななか、昨日、都内で「YOKOSO! いらっしゃい中国」キャンペーンが開催されました。
「ええ、私たちは中国を歓迎しています!」「もういつ来てくれるのか待ち遠しいです!」 会場に集まった人々から聞こえるのはこんな楽しげな声ばかり。
「このままだと中国でバブルが崩壊するのは間違いないでしょう。私たちは喜んで中国を仲間として受け入れたいです」(キャンペーンの主催者談)
会場では、参加者たちによる「負け組国家のグループにようこそ!」の声がむなしく響き渡りました。