苦い文学

外国人の開発

我が国の少子高齢化による労働力不足を補うため、外国人労働者の受け入れが進んでいます。

私たちとしてはリーズナブルな価格で、日本の社会を喜んで支えてくれる優秀で完璧な外国人が欲しいのです。ですが、来日する外国人は必ずしも私たちの期待に沿うような人材ではないことが多いようです。

それどころか、反日勢力の策動によるものか、出来損ないで悪質な外国人ばかり日本に来ているのも否定できません。このままでは日本が危ないのです。

「子どもたちに素晴らしい日本を残すためには、もう自分たちで外国人を作るしかないのではないか」

私たちのこんな想いが、外国人の開発のきっかけとなりました。日本には優秀な技術があります。そして小さいけれど技術の点では世界一の中小企業がたくさんあります。私たちはみなさんの力を結集して、オール・ジャパンで、外国人開発に取り組んでいます。

乗り越えなくてはならない問題はたくさんあります。試作品の第1号は、初めての外出の途中で入管に捕まってしまいました。第2号はアメリカに逃亡し、現在、難民申請中です。

ですが、私たちはくじけません。失敗は成功の母というではありませんか。特にその母が日本人の場合にはなおさらなのです。

みなさんに純国産の外国人労働者をお披露目する日も近いかと思います。