毎年、全国の小学校で無数の卒業文集が作られるが、これらのうち、価値のある卒業文集はごくわずかだ。
では、その価値のある卒業文集とない文集の違いはなんだろうか。もちろん犯罪者が子どもの時になにか書いているかどうかの違いだ。
しかも、ただ書いているだけでは十分ではない。その後の犯罪と結びつくような一言や、ちょっと風変わりなコメントがあれば価値はますます高くなる。クラスメートが子ども時代の犯人について何か面白いコメントを書いているのにもいいポイントがつく。
あるいは逆に、その後の犯罪の予兆をまったく感じさせない作文もこれはこれで高ポイントとなる。
こうした特徴があれば、昼のテレビ番組でその卒業文集が取り上げられるのは間違いない。文集としてはまずまずの成功といえるだろう。さらに、ジャーナリストがその文集を記事や本で取り上げたらもう大成功だ。
こうしたすぐれた文集にすべく、教師は、日頃から子どもたちの行動に気をつけ、将来的に犯罪を犯すと見込んだ子どもには積極的に作文指導を行うべきであろう。