心のエコノミークラス症候群の予防を心がけましょう。
【心のエコノミークラス症候群とは】
教養や判断力、思いやりが十分にない状態で、安っぽい本を長時間、大量に消費すると、精神の滞留が生じ、心が凝り固まりやすくなります。その結果、悪性の凝り固まり(心の血栓)が意識の健やかな流れを阻害し、想像力・批判力の欠乏を招き、重篤な反知性主義、陰謀論、危険なヘイトスピーチを誘発する恐れがあります。
【予防のために心がけると良いこと】
予防のためには、以下の行為を行いましょう。
(1)ユダヤ人が世界を支配しているという類の本は買わない。陰謀論だから。また、ユダヤ人富豪を持ち上げている類の本も買わない。これも逆の陰謀論だから。
(2)コーチングなどの疑似科学には手を出さない。また、不安を煽り、弱みにつけ込むタイトルの本は極力控える。
(3)これらの本を読むくらいならば、軽い体操やストレッチ運動を行うほうがはるかにマシ。
(4)「マスコミの報じない真実」という類の本は手に取らない。真実が書かれているためしがないから。
(5)それでもこの世界の真実が知りたいのならば、この世には次の言葉以上にいつも真実である言葉はないことを知るべき。
(6)こまめに水分を取る。