苦い文学

塾頭からのメッセージ

諸君!

今、政治家として一歩を踏み出した君たちの目の前にある日本を見てほしい。

少子高齢化は社会を蝕み、経済的格差の拡大は人の心を荒ませている。

若者は迷惑行為で炎上し、老害が疫病のようにはびこる、そんな日本である!

『後漢書』にある「倭国大いに乱れる」さながらではないか。いや、心ある人は言うだろう。その時からわが国は乱れっぱなし、だと!

これはいったい誰の責任だろうか。言うまでもない。政治の責任である。

愚にもつかない政争、欲にまみれた派閥争い、聞くに耐えない野次合戦、無責任な水掛け論……こんなことに我が国の政治家がうつつを抜かしている間に、安定と繁栄は愛想を尽かして我が国から飛び去ってしまったのだ。

そんな政治でいいのか、私は問いたい。そうだ、諸君が目指すのはそのような政治ではない。国民すべてが力を合わす、そうした政治なのだ。

今こそ友情と慈しみの政治を始めるのだ。それこそが本当の政治だ。

それだけが国家の安定を実現する道なのだ!

我々日本人にそのようなことができるだろうか? いや、断言しよう!

できる。

縄文時代は1万3千年も続いたではないか。続いたということは安定していたということにほかならない。

そうだ、縄文の優れた先人たちに倣えば、1万3千年以上もの間、安定した国を作ることが可能なのだ!

第二の縄文時代の先駆けとなる諸君の働きを大いに期待している!