苦い文学

カレン新年祭の会場

昨日、埼玉県春日部市の武里でビルマのカレン民族の新年祭が開催された。

このカレン新年祭(カレン・ニュー・イヤー)が生まれたのはそれほど古くはなく、1938 年のことだという。開催時期は、カレン人の暦にしたがい、西暦の 12 月末から 1 月始めのいずれかの日となる。

日本で最初のカレン新年祭が行われたのは 1999 年のことだ。それ以来、毎年、開催されている。

2022 年は、関西に住む若いカレン人が中心となって 1 月に神戸で開催された。関東以外で行われるのは初めてのことだ。関東では、代わりにバス旅行が企画された。

2023 年の分が昨日の武里ということになる。

ビルマ国内のカレン新年祭では、野外で式典、ダンス、スポーツ大会、ゲームなどが行われるそうだ。しかし、日本では寒い時期なのでそうはいかない。たいていどこかの会場を借りることとなる。

しかし、この会場探しが難しい。たくさんのカレン人やビルマの人々が集まるから、それなりに広くなくてはならない。音楽・ダンス、バンド演奏もしたい。カレン料理やビルマ料理を持ち寄ってみんなで食べたり、お酒も飲んで楽しく過ごしたい。しかも、年末年始に安く借りたい。

そんな会場があるだろうか。ないのだ。少なくとも都内には。

あるのは、音楽の演奏はできるが、飲食はダメ、という会場や、飲食はできるが、うるさい音楽はダメ、という会場だ。飲食・演奏が可能でも、高かったり、狭かったりする。

その点、今回の会場となった武里大枝公民館は、広いし、ステージもある。カレン料理も提供することができる。また、武里の人々も親切で熱心だ。東京から少々遠いのが難点だが、こうした会場が利用できるのは、ありがたいことだと思う(ただし、公共施設なのでお酒は飲むことはできない)。