ノーベル平和賞の授賞式がノルウェーの首都オスロで行われ、受賞した日本の長田一郎さんが、記念のメダルと賞状を受け取りました。
今回の受賞は、国際的な平和発明家として知られる長田さんが 2021 年に発明した「長い話専用のカッター」によるものです。
「長い話は平和にとって脅威でした。なぜなら、長い話は、人々を抑圧し、洗脳し、戦争に動員するのにうってつけの手段だからです」と、ノーベル賞委員会のテッド・フィリバスター氏は選考理由を語ります。「ミスター・オサダのカッターはこの状況を大きく変えたのです。このカッターにより、人々は偉い人の長い話を簡単に断ち切れるようになりました」
受賞後のスピーチで長田さんは、平和の基礎は、多様な人々の言論の自由を保障することであり、権力者の長い話という監獄から人々が解放されることがなによりも重要だと訴えました。
なお、長田さんのスピーチは今も続いています。