今朝読んだネットのニュースに、今回の国葬で、どれくらいの地方自治体が庁舎で半旗を掲揚するかについての記事があった。
それにはいくつかのコメントがついていたが、そのひとつに私は非常に驚かされた。以下のようなものだ。
国が決めた政(まつりごと)なのだから県知事は怖気づかずに、市町村、職員、学校、教育委員会など県全域に対して半旗と黙祷を指示すべきだ。それくらいの事も出来なければ突然、中朝露からの攻撃に対応できない。世界は何が起きるか分からない。批判を恐れず訓練のつもりでやるべきだ。県知事や市長が自身へのリスクを感じ取り同調してしまっては任務は果たせない。その立場に就いているならば、もっと強い緊張感を持って県民に訴えるべきだ。
「半旗掲揚と黙祷が軍事訓練である」とする、この主張よりも、バカらしく、奇っ怪で、珍妙なる主張を、私は一日中考えたが、ついに思い浮かばなかった。
ホンモノにはかなわないのだ。