昨日の午前中は、カレン人の友人と高田馬場で会った。特に重要な用事があったわけでもなく、少し話をしてから、新宿に移動して、西口にある回転寿司屋でお昼を食べた。そこではカレン人の難民が寿司を握っているのだ。
かつて日本で働いていたカレン人がアメリカで寿司の弁当を作っているという話になった。スーパーに卸して、月収9000ドルだという。家も2軒あるとか。
日本で働いているカレン人の話にもなった。その友人は、今は新宿でビルの清掃の仕事をしているが、朝だけなので、まる1日働けるところに移る予定だという。
「それで手取りで15万円ぐらいもらえるかな」 我が国ではアメリカのようには行かないのだ。
新しい仕事先として候補に上がっているのは、別のカレン人が働いている職場だ。
国会議事堂の清掃だという。
ヨーロッパの国々では難民出身の政治家がいるが、これからの日本を考えると、我が国もいずれは国会で難民出身の政治家が活躍するような社会に変わらなくてはならない。
この点に関して、ささやかではあるものの、偉大なる一歩がすでに踏み出されていた、ということをみなさんにご報告したい。