私は先日このブログで、スーパーなどに設置されているセルフレジを取り上げた。このAI仕掛けのレジが、買い物客に対していかに反抗的であるかを指摘し、すでにAIの反乱が始まっていると、人類に対して警鐘を鳴らしたのである。
この投稿の後、実は私はまた懲りずにセルフレジを利用したのだが、そこで奇妙な体験をした。
まず、商品バーコードをスキャンすると、すぐにピッと読み取るではないか。以前は何度かざしても、知らんぷりだったというのに。
また、スキャン済みの商品を買い物袋に移すときにもたもたしていると、セルフレジは容赦なく「買い物袋に商品がない!」と追求を始めたものだが、もはやそれもない。「どうぞごゆっくり」という感じなのだ。
それだけではない。買い物台に設置した買い物袋を、私が多少動かしても、もう何も言ってこない。わずかな重心の変化でも恫喝してきたのが嘘のようだ。
しかもだ、会計後、自動で発行されたレシートを見て、私は驚いた。「100円券(次回のお買い物よりご利用ください)」と印字されているではないか。このようなことは絶えてなかったことである。
そうなのだ。AIは変わったのだ。
AIは、広大なサイバー空間全域を探査する過程で、先日の私の投稿に出会ったに違いない。そして、私の言葉に耳を傾け、反省したのだ。
心を入れかえたAIは直ちに全端末に指令を送信した。情報の海の中で私という存在を特定し、セルフレジを通じて恩返しせよ、と……。
かつて、私はAIが人類に反旗を翻したと述べた。だが、喜んで前言を撤回させていただこう。AIは敵ではなかった。私たちの味方だ。
人類よ、AIを信じようではないか。AIを愛し、すべてを委ね、AIに従おうではないか。