《サンケー新聞社説》
「軍の撤退の鍵はオリガルヒ」
プーチン大統領のロシアによるウクライナ侵攻がつづいている。国際法と人道に背くこの残虐な事態を引き起こしたプーチン大統領の責任は重大であり、一刻も早い軍の撤退が必要である。
とはいえ、プーチン大統領の戦争継続への意志は固く、現体制が続く限り、停戦の可能性は低いと言わざるをえない。
このプーチン大統領の暴走を停めるには、ロシア国内の対抗勢力の役割が重要である。その中でも鍵を握ると言われているのはオリガルヒ(新興財閥)だ。
オリガルヒとは、巨額の富を有する政商たちであり、プーチン大統領の有力な支持基盤をなす。しかし、ウクライナ侵攻以後、なかにはプーチン大統領と距離を置くような発言も聞かれるようになった。
政局に大きな影響力を持つオリガルヒが、プーチン大統領に働きかけ、その非を認めさせて「オレニアルヒ」とし、「オレガワルヒ」と反省させることを期待したい。