苦い文学

ロシア語初級の時間

世界で一番難しい言語はなんだろうか。

ある人は日本語という。ある人はアラビア語だと。また別の人は別の言語を挙げることだろう。

こんなふうに意見が分かれるのは、言語の難しさというものが相対的なものだからだ。

英語話者にとっては確かに日本語は難しいのかもしれないが、逆に日本語に似た言語、例えば韓国語の話者にとっては、日本語はもっとも学びやすい言語のひとつなのである。

だが、逆は必ずしも真ならず。

世界でもっとも易しい言語を決めるのは非常に容易だ。

それは現在のところ、ロシア語だ。

この言語には難しい発音も、動詞の活用も、名詞の格活用もまったくない。なんという楽しさ。

しかも、初級のあなたにとって覚えるべき単語はたったひとつ。

Да(ダー)「はい」

これのみ。これを覚えるだけで、ロシア語の勉強時間が数百時間省ける。

「ドンバスの人民共和国の独立を承認せよ!」
「Да!」

「ウクライナの極右勢力とネオナチグループを撃退せよ!」
「Да!」

「これは戦争ではない。特別な軍事作戦だ!」
「Да!」

「撃て!」
「Да! Да! Да!」

次はロシア語上級の時間にお会いしよう(まだ命があれば)。