北朝鮮は替え玉国家だ。こういうと金正恩の替え玉のことを言っているように思うかもしれない。違うのだ。金正恩以外すべて替え玉なのだ。真相をお話しよう。
近年、北朝鮮は猛烈な勢いで軍事技術を発展させてきた。国際的な孤立の中、軍事力を背景として生き残りを図ろうとしたのである。
2017年には水爆の開発に成功した。だが、北朝鮮の科学者たちはこんなことでは満足しなかった。彼らは厳しい制裁をはねのけ研究を進めた。彼らは、核融合、さらには重力砲、しまいにはブラックホール生成まで成功したのである。そして、転機が訪れた。
異空間に通じる時空の亀裂が白頭山の麓で発見されたのである(おそらく金日成の誕生の奇瑞の影響であろう)。北の科学者たちは、その亀裂の固定化に成功し、異空間の探査に乗り出した。そして、人類の居住可能な領域を見いだしたのであった。
直ちに国家全体の異空間への移住事業が開始された。この国家的事業に否という者はいなかった。なぜなら、そこには無限のエネルギーと豊富な食べ物があった。そして、飢餓もなく、経済制裁もなく、38度線で区切られてもいなければ、アメリカも中国も韓国も日本もなかった。まさしく永遠の楽園であった。
そして、すべての人民の移住が完了した北朝鮮では、今、金正恩がたったひとりでアンドロイドの替え玉人民に囲まれて暮らしている。彼は、独裁者のふりをし、孤独に耐え、ときどき飛翔体を発射しながら、この異空間を世界からひた隠すという尊い責務を果たしているのである。