真実の記録

お昼ご飯

今日は、ある方の貴重な蔵書をいただいた。

その方はもう亡くなられたが、お宅には蔵書がそのまま残されている。管理されている方は、これらの書籍をただ単に処分してしまうのではなく、必要とする人に利用してほしいと希望されたのである。

お宅に伺って、その蔵書を拝見したのだが、その量と、丹念な収集ぶりに驚かされた。さっそく私は書棚を徘徊し、数々の興味深い書物を確保したのだった。

しかし、と膨大な書籍を前にして私は思った。本を集めすぎるのも考えものだ、と。どんなに貴重な書物も、残された家族にとっては重荷でしかないのである。

今年で五二歳になる私は、終活にはまだ少し早いかも知れないが、今から少しずつ本などを処分しておこうと決意した。ただ、私が今回入手した本の量を前にしては、その決意も水の泡なのが残念だ。

お昼もご馳走になった。管理されている方は私よりも年配で「若いのだからたくさん食べて」と勧めてくださった。私はその言葉に多少の疑問を感じつつ、たくさんいただいた。