ある識者によれば「ネット上の情報はすべて嘘」なのだそうだ。
確かに、インターネットに流布する情報のうちには、悪意ある虚偽も相当あるから、そのようにはじめから疑ってかかるのもありといえるだろう。
しかし、情報の真贋を見分けるいくつかの指標がないわけではない。こうした指標はリテラシーと呼ばれるが、私の場合は、誰がその情報の発信者であるかに留意している。具体的にいうならば、その発信者が、専門家であるかどうかだ。
例えば、今の天気を知りたいとしよう。まず、気候の専門家の監修するサイトAを見ると「晴れ」となっている。情報源の不明なサイトBでは「晴れのち曇り」だ。いっぽう、窓から外を眺めると、大雨が降っている。このうちどれが今の天気として正しいだろうか?
もちろん、お天気サイトAである。なぜなら、信頼できる専門家が関与しているのはこのサイトだけだし、私は天気の専門家ではないからだ。